◯つぐみ。2010-03-12

手伝っている両親の職場に行くと
早朝、散歩も兼ねて
父と犬の散歩に出掛けているのですが
昨日、田んぼの広がっている道端に
大きめの“黒く丸いもの”が置いてありました。
犬が近づいたところ
綱を持っていた父が
突然、綱を引いて即座に遠ざけました。

その“黒く丸いもの”は鳥でした。

生きているようですが近づいても動きません。
でも目はパチパチしています。
とりあえず犬の散歩を終わらせてから
父がもう一度その場所に行ってみたところ
そのままの状態で居たので
捕獲して来ました。

どうやら左の翼がおかしい様子。
とりあえず、虫や野菜を近くに置いて
様子をみる事にしました。
気付くといつの間にか虫がいなくなって(完食し)
バタバタと羽ばたくようになったのですが
やはり飛べず。

ボクが帰宅後に
父が、鳥を診る事が出来る獣医さんを探して
診せたところ、【ツグミ】という野鳥(渡り鳥)でした。
原因は分からないですが
胸や背中にも大きく傷ついた後もあり、
獣医さん曰く、
よく生きていたとの事。
野鳥は鳥獣保護法などにより
個人での飼育は出来ませんので
その獣医さんにお任せして来たそうです。

元気になれば空に帰し
飛べなければ登録された飼い主に
亡くなってしまったら某研究所で解剖されるそう。

元気になって仲間の元へ帰れると良いなぁ。


※ツグミで思い出したのが
吉本ばななの「TUGUMI」。
読んだ記憶(文庫を持っている)
牧瀬里穂主演の映画も観た記憶はあるんですが‥‥。